株式会社不動産SHOPナカジツ
取締役社長
2009年、株式会社不動産SHOPナカジツに入社し、新人賞を受賞。
2011年、お客さまのことを考えた丁寧な接客が評価され、全社MVP受賞。
支店長・執行役員を経て、2016年、29歳で取締役に就任。
早くから管理職や経営者としての経験を積むことで、自身の経験だけではなくスタッフが対応する多くのお客さまの住宅・不動産に対する喜びや悩みを体感する。
2020年、33歳で取締役社長に就任。「どんな時代も大切な仲間をHappyにする強くてやさしい世界一の“カイシャ“を創る」という経営理念のもと、すべてのステークホルダーに幸せとワクワクが届けられる企業創りを目指し、組織体制の構築だけでなく商品開発にも取り組んでいる。
株式会社不動産SHOPナカジツでは、不動産売買仲介サービスを中心に運営しています。
不動産売買仲介と聞くとよくあるサービスのように聞こえますが弊社の事業は、”普通じゃない”不動産売買の仲介サービスです。仲介を起点として、注文住宅や建売住宅などの新築住宅やリフォーム・リノベーションなどまで、おうち探しに関するさまざまなサービスを提供しています。
不動産業者と聞くと、仲介業者は仲介しかできなかったり、リフォーム会社はリフォームしかできなかったりと、それぞれの業者が独立しているイメージを持つ方も多いと思いますが、弊社ではそれらを「ワンストップ」で全部まかせていただける点が強みです。
おうち探しにおいて、不動産売買仲介・リフォーム・リノベーション・新築住宅などの選択をワンストップで行えるということは、「お客様のニーズに合ったご提案ができる」ということです。ヒアリングを通じて、お客様の真の要望を弊社のコンサルティング営業がお客様の顕在的なニーズはもちろんお客様自身も気付いていない潜在的なニーズも捉えることで、注文住宅が適していてる方には注文住宅を、建売住宅が適している方には建売住宅をといったように、さまざまなご提案により、お客様一人一人の細かなニーズにお応えできると考えています。
また、様々なサービスメニューを揃えるだけでなく、ワンストップで仲介とリフォームを一貫して行えることで、仮に建売住宅であったとしても壁の色を変えたり、オプションを追加したりといった細かい要望に応えられるのも弊社の特徴です。
そのため、建売住宅であっても結果的には注文住宅のような仕上がりになることもあります。こういった細かなサービスは、弊社にしかない魅力ですね。
不動産業界というのは、もともと専門性が高く、目に見えない部分も多いため、契約の内容や建築の工程において不明瞭な部分が解消しきらず、お客様が不安なまま契約が進んできた過去や、「買い手のニーズ」よりも「売り手が売りたいもの」が重視されてきたという過去があります。また、働く労働環境においては、労働時間の隠蔽や偽証が横行していたのも事実です。
しかし、そんな現状は業界にとってはマイナスでしかありませんし、お客様はもちろん弊社スタッフにとっても良いとはいえません。
だからこそ弊社では、お客様にとって不安な部分を解消し、少しでもお客様が安心して取引を行えるように、これまで不明瞭だった部分を見える化し、お客様のニーズに寄り添えるような品質の伴った複数の商品を取り揃えてきました。さらに、業務効率化による現場社員の働き方の改善にも注力しています。
例えば、自社独自のアプリを開発し、物件建築中には実際に建築現場の写真をアプリから確認ができるようにしたり、売却物件依頼をもらったお客様には案内数などが確認できるようにしたりしています。
このような仕組みを現場が活用した上で直接お客様も確認できることで業務の効率化とともに、透明性のある情報を公開しております。
更に具体的な業務でいえば、パソコンは決められた時間にシャットダウンされる仕組みなどを導入しており、営業職の残業時間も月に20時間から30時間程度です。また、打ち合わせにはiPadやパソコン、様々なサービスやシステムを活用し、データの共有もオンライン且つリアルタイムで行うことで、かなりの手間を削減できています。
そのほか、完全週休二日制を取り入れたほか、飛び込み営業や駅前キャッチなども廃止。集客にリソースを投下し、お問い合わせやご来店等いただいたお客様のニーズに対してアクションを集中させる体制にすることで、「お客様のニーズに合った商品を売る」という点と、「業務効率化による労働環境の健全化」という点を実現しています。
なお、こうした取り組みの背景には、社内のITチームの存在があります。弊社では全体で約20名のITチームを設置しており、社内アプリやシステムの開発を担当しています。今後もIT技術を駆使し、積極的に導入していくことで、さらなる向上を目指していきたいですね。
さらにいうと、社内で活用しているシステムを商品として売り出すことも考えています。不動産業界では、大手企業でもアナログ管理をしているところも多いので、ニーズはあるのではないかなと思います。
「どうやったら活躍できますか?」と聞かれたときに私が伝えるのは「まずやることを決めましょう」ということです。
やることが決まったら、数値化して目標に落とし込み、あとはそれをやり切って継続する。最初は質が良くなくても、継続し行動し続けることで質は後からついてくるので、とにかく大量に行動することが大切だと伝えています。さらに言うと、継続し続けることでそれが習慣になり、どんなことでもやり切る力が付くはずです。
困難な問題が浮上しても、それを解決するのが自分の役割であり、やり切ることが習慣化しているので「ただやるだけ」です。
ナカジツがチーム一丸となって目標を達成することが好きなんです。そのために私のできることは、なんでもやらないといけないと思っています。
例えば、会社を発展させる観点から言えば、これまでベースにしてきた不動産業に甘んずることなく、他分野での新規事業開拓などにもチャレンジしていく必要があると考えています。
ちなみに、今後のビジョンとしては、年間売上1千億円の企業になることを中期計画で見据えています。
この1千億円という目標は、弊社が大切にしている「品質の向上」という部分を、業界全体に定着させるための第一歩になると考えています。1千億円規模の企業となれば業界も無視できなくなってくると思うので、この目標を足掛かりに業界全体の品質向上を目指していきたいですね。
そのために、今後は今までの住宅向けの「ワンストップ」サービスに加えて、法人向けの「ワンストップ」サービスを展開していく予定です。
店舗を出店したいというお客様がいたら、物件探しや内装のお手伝い、開業施設であれば土地探しから建設までを弊社が提供できる体制を構築したいと考えています。
また、海外への展開も進行中で、2025年の3月にはベトナムで現地スタッフと一緒に新規リノベーション事業をオープンする予定です。
まだまだ達成すべき目標はたくさんあるので、これまで通り「目標にフォーカスしてやり切る力」で乗り越えていきます。
弊社では、会社やチームとしての一体感を大切にしています。
そのため、チーム単位で予算をかけています。
実際に、営業にしても新人の商談に先輩が同席してフォローしたり、苦手な分野の商談には部門を超えて別の建築担当が入って2人で提案をしたりと、助け合う文化は強いですね。
その背景には、単なる予算の仕組みだけはなく、社内行事、歓送迎会、表彰会、海外旅行、運動会などのイベントを行い、意図的に普段交わらない部署同士の接点を作る試みを行っています。
日常的な業務においても、営業が工事の現場に同行するなど、他部署での経験を得ることを推奨しているのも特徴ですね。そういった取り組みから風土・文化が形成されているのだと思います。
また、 入社してからはできるだけ早めに現場に入ってもらうようにしています。つまり、年齢や経験に関わらずいち早く現場を経験でき、すぐにでもお客様の前に立つチャンスがあるということです。
そのチャンスを活かして自分を成長させたいという意欲がある方は、ぜひ弊社のもとで活躍していただきたいですね。
今弊社で活躍しているスタッフは皆前向きで、目標を絶対に達成することに価値を見出しているものばかりです。
もちろんやり切るまでの継続力は必要ですし、それをチームの力へと還元することも要求されます。
求められるレベルは高いですが、チーム全体で戦うということが結果的に会社全体で戦っていくという姿勢につながると考えています。
最後に、弊社は業界をチェンジするという大きなミッションを掲げています。それを実現するためには、さらに規模を拡大し、お客様にとっての最良のサービスを突き詰めていく必要があります。
弊社と共に大きく成長したいと思う方がいれば、ぜひ入社して結果を出していただきたいと思います。