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【日本をリードする経営者・山口竜生の挑戦】日本一を掲げ、ビジネスが生まれる出会いのコミュニティを創る

SAMURAI CEO2025

株式会社絆助
代表取締役

山口 竜生

1989年12月3日生まれ
天理高校、天理大学柔道部で日本一を目指し、卒業後は神奈川県警に8年半勤務。
日本警察「最後の砦」である「特殊部隊(SAT)」において分隊長として活躍。日本国の安全を守ってきた。同時に現場において自ら命を絶ってしまう経営者を何名も目の当たりにし、世の中にさらに貢献したいという思いから、30歳を機にIT企業に転職。後に映像制作会社を起業。起業後は、「0→1の天才」「コラボの天才」と言われ、数多くの新規事業を世の中に輩出。

資金ゼロ&人脈ゼロの状態から、情熱と覚悟だけを持って

私たち株式会社絆助では、日本の経営者の”絆”繋ぎを”助”けるコミュニティ「MMB」を運営しています。MMBは、経営者同士が交流し、学び、成長する、そしてビジネスを生むための場です。

MMBの名前の由来を紹介します。

MMBとは、「Mater Mind of Bansuke」の略です。

はじめの「Master Mind」は『同じ志、共通のゴールを持った同志や仲間』を意味し、そして「Bansuke」は社名でもある『絆助(ばんすけ)』を指しています。

絆助は、「絆=”一緒にいたいと思う人の結びつき”」と「助=”人に寄り添って力をかすこと”」を組み合わせた言葉です。

同じ志、共通のゴールを持った経営者同士の『絆と助け合い』溢れるコミュニティでありたいという思いを、MMBという名前に込めました。

私がMMBを立ち上げた動機は、主に2つ。

1つ目は、私が2年半前に独立した際、さまざまな人々との出会いの場に助けられたという実体験にあります。私がそうであったように「資金も人脈もない方であっても上を向けるチャンスが生まれる場を創りたい」と思ったことがMMBを始めた動機です。

2つ目の動機は、私が警察官だった頃に目の当たりにした経営者の自死です。

亡くなられた方が「申し訳ない・・・」と残した遺書、そして口では表現し難いほどの表情でその事実を受け入れた遺族や従業員の方々の表情。事業不振で落ち込んでしまうのは、経営者の常です。

その経験から学び、考え、導き出したものが「絆」でした。経営者、お客様、取引先、家族、仲間など、人との繋がりや絆があれば、上を向くための解決策が見つかるかもしれない。

このような経験から、経営者を孤独にしない、経営者の仲間の輪を広げたいという思いでMMBを立ち上げました。

総参加企業500社 + 勉強会からゴルフまで縁と縁を繋ぐためのイベント企画

MMBには、皆で良いものを広めて皆で上を向いていこうというコンセプトを持っている方が集まっています。

4月の立ち上げから半年ほど経ちましたが、個人経営者、中小企業・上場企業の経営層などさまざまなフェーズの方々を含め、現在は約500社からご参加いただいています。

MMBでは、旅行、勉強会、ゴルフコンペなど1年間のスケジュールの中から関心のあるイベントに参加することが可能です。

また、より多くの参加者様を集客できる大規模なイベントも定期的に開催しています。イベントでは、マーケティング研修を企画している会社様の口コミがイベント中に拡散し、営業チャンスが広がったという成功事例もあり、集客の場所としてもご活用いただくことが可能です。

そのほか、月一の勉強会や交流会を開催したり、実績のある企業の方をゲストに招いて、新規開拓のHow toや3,000人近くの従業員の成果を高めるマネージメント法などを学ぶ場の提供も行っています。

もちろん、ここで得たノウハウを全てを実践することは難しいかもしれませんが、MMBではこういった場の提供を定期的に続けていくことで、ご参加いただいた皆様のビジネス成長を支える活動をしています。

現在、各イベントは名古屋、大阪、九州を中心に展開していますが、今後は全国での開催も目指していきたいですね。

MMBの目標は、日本一ビジネスが生まれるコミュニティです。

一口に経営者コミュニティといっても、高額な会員費を支払って交流会だけをするようなコミュニティではありません。

参加者同士でさらなるビジネスの創出機会を増やしていくための出会いの場を提供することを至上命題としています。

そのため、当社では参加者数や満足度はもちろん、会員様同士がたくさんのビジネスチャンスに出会える場を創ることを、何よりも重要視しています。

MMBは、月額1万円の入会費でご参加いただけますのでぜひお気軽にご参加ください。

出会いの場をマネージメントする。偶然を必然に変えるための出会い戦略

一般的な経営者交流会などいわゆる”出会いの場”では、幸運な出会いをつかめる方もいれば、そうでない方もいます。

これは一見すると、出会いは偶然の出来事だからだと考える方も多いでしょう。

しかし、私は多くの場合、出会いは偶然の出来事ではないと考えています。

運よく出会いに繋がったように見える方も、結局は目標設定や固い意思を持って参加していたり、出会いをマネージメントできていたりする方だと思います。

そう言う私自身も毎月100人の方と会うように心がけ、出会いの場に出向いた際は、その場に貢献することを大切にしています。

素敵な出会いを実現するには、出会いの場をマネージメントし、偶然で片づけないことが大切ですね。

「己を律する習慣と感謝を忘れない姿勢」縁と縁を結び円となるコミュニティを創造する

最後に、経営者として大切にしていることをお話させていただきます。

私は、常日頃から自分を律するための”習慣”を実践しており、それが何よりも経営において重要だと考えています。

自分を律する習慣とは、体調管理、食事管理、トレーニング、運動などの自分の状態をピークステート(最高のパフォーマンス)に維持するための習慣です。

例えば、仕事に出勤する前にジムに行きサウナで汗を流すこと。筋力トレーニングやランニングをすることで脳内がクリアになり、その過程で思いもよらなかったアイデアが生まれたり、考えを整理することができたりします。

頭の中が整理整頓された状態で仕事に望むからこそ、どんなに複雑な問題が飛び込んできても、それをプラスに変えることができるのです。

また習慣に加えて、人との関わりに関して「常に感謝の気持ちを忘れないこと」も大切にしています。

先ほどの習慣は、高校・大学と続けた柔道の中で学んだ成功体験の一つですが、感謝に関しては経営者となってから学んだ面が多いように思います。

私が経営者として大変お世話になっており、そして尊敬しているエアトリ創業者の大石会長は、『コロナで大変な時期があった。それでもなんとか、乗り切れたのは、縁で繋がった人脈があったから。』と仰られ、どれだけ富を得たとしても、”縁”や”絆”が1番大切であるということを学びました。

どんなに辛い時も「ありがとうございます。」の一言を忘れない。そう思い続けたことが、今の自分を作っていると感じています。