株式会社Sherpa consulting Parties
代表取締役
「Achieve your Goals」をミッションに掲げ、中長期的な企業成長戦略を支援。
中央大学卒業後にベイカレント・コンサルティングへ入社し、同社で最速タイ記録でマネージャーに昇格した後、独立。その後、27歳で人材系ベンチャー企業の取締役を経験し、自らのビジョンを実現するためScPを創業。著書「本当はやりたいことがある、自信のない僕たちへ ~Achieve your Goalsという生き方~」も刊行。
Sherpa consulting Parties(以下、ScP)は戦略、業務、組織構築、ITなど総合的なコンサルティングを行い、売上高1兆円以上の大手企業へ戦略策定や業務設計、プロジェクトマネジメントを提供しています。短期的な課題解決だけでなく、人材育成やナレッジ蓄積に注力する点が特徴です。
多くのコンサル企業は目先の課題解決に終始し、言われたことだけに対応する狭い視点に陥りがちです。その結果、クライアント企業内部に知識やスキルが蓄積されず、毎回外部コンサルへの依存が続き、コスト増や組織力停滞を招きます。こうした状況は長期的な成長にとって好ましくありません。
ScPは、このような悪循環からの脱却を支援します。急場しのぎでなく、中堅やマネジメント層の自律的成長を促す戦略立案を行い、クライアントが自社で課題を解決できる人材を育て、組織全体を底上げします。
「Achieve your Goals」を掲げる背景には、私が幼少期に沖縄出身の祖父から学んだ教えがあります。祖父は沖縄戦を経て「今日、何をなすべきか」を強く意識し、自分がやりたいことは必ず口に出し行動していました。小学生だった私は、ある日やりたいことを言えずに過ごした際、「なぜ言わないのか」と叱られ、その言葉は強く記憶に残りました。
高校まで水泳に明け暮れていましたが、小学生からずっと慕っていたコーチが自ら命を絶つ出来事に直面します。それでも周囲は普段通りの日常を過ごし、人がいなくなっても世界が回り続けることを悟りました。当たり前の明日などないからこそ、今日やりたいことを実行すべきだと気づき、「Achieve your Goals」という人生哲学をミッションとして掲げたのです。
人材が自発的に成長するには、本人の「ありたい姿」や「やりたいこと」を引き出し、自律的にスキルと知識を身につける支援が欠かせません。ScPは長期的な伴走を行い、自律的に成長できる人材を増やすことで、企業全体が活性化し、より多くの個人や組織が「Achieve your Goals」を実現できるようになります。
より良い成果を生み出すため、ScPは課題特定、伴走、振り返りを重視します。多くのクライアントは問題が明確でない状態でコンサルに頼るため、余分なコストをかけがちです。ScPは低コストで課題特定を行うメニューを独自に提供しています。また、戦略策定から推進まで同一担当者が伴走することで、背景を深く理解し、手戻りなく安心して進行することができます。終盤には振り返りを行い、成功要因や失敗要因を明らかにすることで、クライアント内にナレッジを蓄積し、自社内で自走可能な力を育むのです。
ScPは「自分のポリシーを持ち、確実にやり遂げ、期待を超え、先入観なく柔軟で、他人を尊敬できる人」を求めています。営業組織を持たず、顧客満足度の高さが案件紹介を生む仕組みが確立されており、その背景には単発対応に終わらない真摯なサポートがあります。顕在化した課題だけでなく、クライアント社員が抱える感情や人間関係の問題を解きほぐし、人を動かして課題解決へ導く力が求められます。
入社後は課題図書や隔週の1on1など、成長の機会を設けています。ただ速く考え、美しい資料を作るだけでなく、人を巻き込み問題解決へ導く力を育むことを重視しています。「自社都合のサービス提供」に限界を感じ、「もっと人の役に立ちたい」と願う方こそ、ScPに参画してほしいと考えています。長期的な視点で人材と組織を育て、企業全体の持続的成長に貢献していくことで、より多くの人々が「Achieve your Goals」という生き方を体現する社会を築けると信じています。