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【日本をリードする経営者・大村 剛の挑戦】AI×BPOを活用し、営業がもっとラクになる未来をつくる

SAMURAI CEO2025

株式会社ディグロス
代表取締役社長 兼 CEO

大村 剛

飲食店の立ち上げや人材派遣・営業代行など、業種を超えた現場経験を重ねたのち、株式会社ディグロスを創業。セールス・テレアポ代行を起点に、CRMやSaaS、AIを活用した営業オートメーション領域まで事業を拡大。現場視点と経営視点を兼ね備えた営業支援を強みとし、営業の全プロセスの最適化・自動化を目指す。

BPO・SaaS・AI・コンサルティングを駆使したトータルセールス支援を提供

私たちディグロスは「営業の全プロセスを自動化する」というミッションのもと、企業の営業活動を根本からフォローする支援事業を展開しています。そのなかでも主軸となっているのがBPO(営業代行)事業です。

BPO事業では、営業活動に悩みを抱える企業の代わりに、営業の専門知識・技術をもつ私たちディグロスが、商談やアポイント獲得に対応します。営業部門をまるごとアウトソーシングしたい企業様であったり、社内の営業力を補完したい企業様であったりと、営業に関して課題や実現したい目標をもっているさまざまな企業さまからのご依頼をお受けしています。

また、近年力を入れているのが「セールスオートメーション」事業です。これはAIやSaaSを活用して、営業活動の効率化や自動化を進める取り組みのことで、ディグロスが提供している事業のなかでも非常に高い成長性をもっています。今後はAIが自動でテレアポを行う新サービスのリリースも控えているため、従来の営業の在り方を大きく変えていくと期待しています。

ほかにも、ディグロスでは15年以上の営業支援実績を活かしてコンサルティング事業も展開しています。営業課題のヒアリングから始まり、成果を生み出す施策の立案、実行までサポートが可能です。

このようにディグロスは、単なる営業代行ではなく、複数の経験やIT・AIといった視点からサポートを提供し、確実に成果へとつなげていくのが特徴です。

最近では、少子高齢化・人手不足などの影響を受けてBPOへと着手し出す企業も多いため、営業リソースの確保だけではなく、営業の抜本的な改革までを長きにわたり支援し続けていきたいと思います。

異業種の現場が教えてくれた「本質的な営業」という武器

実は私自身、もともとは営業畑の人間ではありません。

最初のキャリアは、数人規模のベンチャー企業でのWeb制作の仕事で、営業としての経験はしていません。知人の紹介や人脈を頼りに、回っている会社でした。

営業職は、人材派遣のスタートアップ企業に転職してから経験をしました。

その会社では主にテレアポ営業を学び、いつの間にか業績トップを叩き出していました。そこで「営業って、やればやっただけ手応えがある仕事だな」と思えるようになったんです。

そしてその後、不思議な流れでまったく畑違いの「おにぎり屋」を立ち上げることになりました。飲食経験なんて学生時代のバイトくらいでしたが、面白そうな仕事でしたので「とりあえずやってみよう」とチャレンジしてみたのを覚えています。

おにぎり屋では、夜明け前から厨房に立ち、ロケバス業界やテレビ局に朝食を届ける日々でした。一応、しっかりと売上を出せてはいましたが、正直、体力的には相当キツかったですね。

ただそのなかで「どうすればもっと売れるのか?」「誰にどんな形で届ければニーズに応えられるか?」を考え出すようになり、ひたすら顧客目線で試行錯誤し続けることで、徐々に営業やマーケティングの力が身についていきました。

その経験があったからこそ「だったら自分で事業を立ち上げてみよう」と思えるようになり、当時のスキルを活かせるディグロスを立ち上げたんです。

競合とは別部分を「尖らせる」ことで選ばれる

ディグロスの一番の強みは、マーケットインの発想に基づいた「実用性」と、そこからさらに一歩踏み込んだ「差別化の尖り」です。

営業支援を提供している企業でよくあるのが、機能や技術を先につくってしまい、あとから売り先を探すプロダクトアウト型のビジネスです。対して私たちは、常に市場の声やクライアントのニーズを見極め、それに応える形でサービスを設計するマーケットインのビジネスを展開しています。

さらに、ただ顧客に合わせるだけでは終わりません。むしろ「どの領域で、どう尖らせればこのサービスは光るのか?」という視点を持って事業のクオリティを高め続けているのも他社との違いですね。

例えば、来月リリース予定のAIテレアポは、テレアポの現場を知っている私たちだからこそ生まれたサービスです。よくある「AIが架電します」というだけのプロダクトとは異なり、営業の現場で実際に成果が出るよう、対話の設計や応答のロジックまで緻密に構築しています。

また、ディグロスは組織そのものにも強みがあります。

私たちはまだ完璧な会社ではありませんが、成長途中だからこそ、社員一人ひとりの意見が事業に反映されやすい点は強みと言えると思います。

実際に「AIを使ってこんなことできないか?」という現場の声がプロダクトの種になったこともあるため、これからも現場と市場の状況をリサーチしつつ、柔軟な事業体制を整えていきたいと考えています。

世界の営業を変えるために、今を攻める

ディグロスは「営業のすべてを、もっと自由に。もっとスマートに。」というビジョンを掲げており、その目標を叶えるために、営業の全プロセスを自動化するというミッションに挑んでいます。

営業と一口に言っても、アポイントの獲得から商談、契約、アフターフォローまで、実はさまざまなステップがあります。そして、そのすべてを人の手だけで回し続けるのは、どうしても限界があります。

だからこそ私たちは、AIやSaaSなどのテクノロジーを駆使して「分解→効率化→自動化」という流れをつくり、営業活動を根本から変えていきたいと考えているのです。

なお、当社の今期売上はおおよそ20億円ですが、この数字を来期には40億、さらにその翌年には70億、100億と、1年単位で増加していく成長戦略を描いています。

また、単に売上を伸ばす会社で終わるのではなく、営業支援の分野でグローバルリーダーになることを目指しています。

すでに海外展開に向けた準備も進めており、英語版Webサイトの整備や、海外ファンドとの資金調達交渉も本格化しています。

国内という枠にとどまらず営業の”在り方”そのものを、世界規模で進化させていくため、その挑戦の第一歩を、いま着実に踏み出しているところです。

自分の「好き」を見つけて、ポジティブに考え続けられる人と働きたい

シンプルに言えば「夢中になれる人」と一緒に働きたいですね。

営業という仕事は、決して甘くはありませんし、うまくいかないことも少なくありません。

だからこそ、仕事にゲーム性を見出す人が活躍できると思います。「前回はダメだったから、今日はこのアポトークを試してみよう」「このリストならこんなアプローチで刺さるんじゃないか?」というふうに、仕事に自分なりの楽しさを見出せる人は、どんどん伸びていきますし、私の根本にある「考え続ける」という部分にも非常にマッチしますね。

もうひとつ、ディグロスに合うのは「変化を前向きに捉えられる人」です。今、会社は急成長の真っ只なかであり、事業も組織も、どんどんアップデートされています。「昨日までの常識が、今日から変わる」なんてことも当たり前ですので、柔軟に思考を切り替えられる人、変化を楽しめる人のほうが活躍できます。

こういった考えをもちつつ、貪欲にキャリアを築きたい、リーダーになりたい、新規事業を任されたいといった熱量があれば、今のディグロスにぴったりです。

チャレンジが好きな人、自分のやりたいことをカタチにしたい人にとっては、このうえなく自由で、面白くて、やりがいのある環境ですので、営業支援を主軸としたIT・AI・コンサルティング、さらには海外展開に興味がある方は、ぜひディグロスにご応募ください。